ATOKといえば、今や日本を代表する日本語変換ソフトになりました。お使いになっている方も多いと思いますし、私もユーザの一人です。ただ、その昔はJustsystemは大嫌いでした。
PC-9801が全盛期だった頃にさかのぼりますが、当時お金のない私はPC-9801VXを使っていました。記憶をたどると、80286 10MHz(だったかな?)、HDD 20MB(外付け)、MEM 640KBなんてスペックでしたかね。電源を入れると「ピーコー」って鳴るやつです。古き良き時代です(^^)
秋葉原がまだ汚れていなかった頃ですね。
その頃、一太郎5がリリースされましたが、一太郎とATOKを入れると確か15MB位だったと思います。HDD 3/4がJustsystem製品!なんとユーザを無視した作りか!その頃は一太郎とATOKは抱き合わせ販売でしたから、ATOKだけ買うなんてできなかったし。
DOS時代はFEPなんて呼んでいましたが、日本語変換ソフトは色々使ってたなぁ。FIXER、松茸、VJE-β、あと1つ使ってたのがあったけど、名前忘れちゃった(^^; ATOKはそんな理由であまり使ってませんでした。あと、FEPの基準は「
貴社の記者は汽車で帰社した」が一発で変換できることだったなぁ(笑)。
その後、Windows95がリリースされ、一太郎とともにATOKもWindowsに移行していきましたが、やっぱりリソースが厳しい、というか辞書がデカ過ぎなんですね。辞書がデカけりゃ、そりゃ効率よく変換しますよ。
それから十数年、今やハードウェアの進化と価格の下落によって、リソースに厳しいなんてことはなくなりまして、ATOKに戻ってきました。
何でこんな話になったかというと、使っていたATOK16が馬鹿になっちゃったから。なにせ「来週」が変換できないんですから…。これを機にATOK2007にアップグレードしたのでした。快適入力は重要です♪