Leicaの6bitコード(フェイクコード)に挑戦! |
マウントに付いている6個の○●の組み合わせでレンズの種類を識別し、カメラ側で読み取ることで周辺光量やシアンドリフトを補正をする仕掛けです。
新しいMマウントのレンズは最初から6bitコードが付いていますが、古いMマウントでも有償で6bitコードのマウントに交換してもらえます。
ところが…Leicaのカメラで使用できるレンズは、Leica純正ばかりではありません。
『非Leica純正レンズでも6bitコードを!』ということで考えられたのが、フェイクコードです。
擬似的に○●をマウントに付与して、あたかもLeica純正レンズに見せかけよう!(で、補正させちゃおう!)という考えです。
先人達のおかげで、だいぶフェイクコードの情報が出回るようになりました(ありがとうございます、ありがとうございます!)。
で、真似して私もやってみることにしました。
今回ターゲットとするレンズは『Carl ZEISS G-Biogon T* 28mmF2.8 Black(Lマウント:アベノン改造)』です。
Lマウントなので、Leicaで6bitコード付きマウントに交換してもらうことは出来ません。よって、フェイクコードの出番であります。
まずは、LMリング。
手持ちのものがあるのですが、○●の位置決めが面倒なので、mukカメラサービスさんのLeica 6bit 偽装L-Mリングを購入してみました。
安価なので心配しましたが、迅速な対応と届いた商品も全く問題なく、杞憂に終わりました。
○●の位置が凹んでいて、フェイクコードを付けるときの目印になります。このLMリング、オススメです!
次に○●をどう付けるかですが、これはここのサイトを参考にしています。
6bitコードを付ける部分が12時の位置に来るように見たときの○●の付け方なので、左右を間違えないように注意してください。
以前に検証したように、このレンズにはElmarit28mm(11809)の補正が最適であることは分かっています。
Elmarit28mm(11809)の場合、○●●○●●になりますね。
さて、フェイクコードに最適と言われるマッキーで○●●○●●と塗ってみたのですが…。
疑ったのが、マッキー。黒を黒として認識していないのでは?ということです。
違うマジックを使ってみたり、ちょっとはみ出し気味に塗ってみたのですが、全く認識しません。
色々調べてみると『フェイクコードにはテプラの黒』が定番らしいですが、テプラは持っていませんし無駄になるので(^^; 試しにコレ使ってみました。
100円ショップ・ダイソーで見つけた製本テープです!
これなら、失敗しても痛くない(^^;
これをハサミで切って、6bitコードの目印に合うように貼り付けてみました。
自分、不器用です…。
で、M9で確認したところ、なんと一発で認識しましたー!!!!!
多分、製本テープは誰も試していないと思いますが、安く済みますし、問題なく認識していますので、マヂおすすめです!!
M9ではマニュアルでレンズを設定する必要がなくなり、M8.2では適切な補正が入れられるようになりました♪