にゃち氏、犯罪に巻き込まれる その2 |
ちょっと説明しておきますと、こちらではクレジットで買い物をすると、2~3日中に引き落としがかかります。残高(Posted Balance)はあっても、その引き落とし予定額を差し引いた額(Available Balance)がなければ、デビットでの買い物は出来ませんし、現金を引き出すことも出来ません。
銀行のカードは手元にありますし、誰かに貸したことも当然ながらありません。さすがに怖くなって、慌てて銀行に行ってきました。
transactionsを印刷したものを見せて「このwithdrawals、分からないんだけど」ということと、「$900 くらい引き落とされるみたいだけど、これも分からない」ということを伝えると、その場で色々と調べてくれました。
「ギターは買ったか」とか訳の分からないことを聞かれましたので No. とだけ返答。「7/22 の Walmart での買い物以降、何も買ってない」と言うと、どこかへ電話していました。
その後、待っていると「電話代わって」というので、電話の人と色々と話しました。Address,Phone number,SSNくらいまでは何とかついていけたのですが、その後Sorry?を連発していると「何語なら分かる?」と聞かれたので「Japanese」と答えたところ、通訳さんが出てくれました。通訳さんがいるjなら、最初から"Japanese, please"って言ったら良かったですね。ここから先は、日本語で
・不正な引き落としに気づいたのはいつか
・最後にカードで買い物したのはいつか
・インターネットでギターを買ったことはないか
・誰かに PIN を教えたことはあるか
というようなことを聞かれて、淡々と回答。その後、
・現在のカードは破棄してください
・4~5日で新しいカードが届きます
・新しいカードが届くまで、今のカードは使えません
・online banking の再設定が必要になります
・お金は返金(refund)します!!!
という説明がありました。この時点で、ようやく安堵。ここで、Case No.が発行されますので、忘れずに控えます。
最後に、宣誓書というのを書かされました。「自分はこれらを買っていない」と宣言するもののようで、署名とか、心当たりがないかとかを書くものでした。ここにCase No.を書きます。「あとでFAXしておく」と言っていました。
拍子抜けするほど簡単に手続きは終わってしまいました。聞き間違いでなければ、お金も返ってくるとのことです。
おまけに、$900 の内訳は…
・ギター $380
・インターネット代(?) $400
・本、その他
だったようです。心当たりがあるとすれば、ネットでカメラを購入しようとした時にクレジットカードを使いましたが、売り切れということで、何もなく終わったことくらいでしょうか。無駄にカード情報を送信してしまいました。
「今後、絶対に通販に手を出さない!」と誓ったのでした。(次回に続く)